ショートステイ初体験のお約束

おはようございます。

仕事前の　ほんの合間に　ブログを書いてます。

先日の事です。

いつものように、　お昼から施設に行くと

若い男性スタッフが

「せんせい、さっきから、ハツエさんがお待ちですよ。」

と呼びに　来てくれます。

「ハテ？　誰かと会う約束してたかな～。

ハツエさんって、どのハツエさんだろう。」

と半信半疑で　ショートスティのデイルームの扉をあけると

突然おおきな声で

「せんせ～い！！　来ましたよ～！」と聞き覚えのある声が

所狭しと　響きわたりました。

「あら～　ハツエさん。ようこそ。」

ハツエさんとは　病院のデイケアでリハビリをしている利用者さんです。

「せんせい、一度お泊りに来てみてね。って言われたでしょ。

だから、今日来てみたの。

でも、せんせい　なかなかおいでにならなくて

私　お兄さんに　まだかまだかって　催促してたんですよ。」

「ありがとう、ハツエさん。

私の行った事　覚えていてくれたんですね。」と手を握ってお礼を言うと

｢当たり前でしょう。私　約束したんだもの。

でも、中々　すぐに予約とれなくてね。

でも　よかった。」

ハツエさん　いつも娘さんにいわれるままに　

サービスをご利用されてました。

でも、今回は　ご自分の意志で　お泊りにいらしたのです。

ごめんなさいね。

私は　すっかり忘れていた約束を
ハツエさんは　しっかり覚えてくれてました。

私を　待っていてくれる人が　ここにも一人いた事に

深く深く　感謝した　出来事でした。