デイケア利用者さん 3人の入院
先週は 今だかってない入院ラッシュでした
デイケアに通所されている3人の利用者さんが入院されました。
それも 皆さん 私のリハビリ担当患者さんです。
癌の発見 突然の意識消失 原因不明の皮膚炎
それぞれ病気が違うように 家族模様も様々です。
癌末期のキミさんは
毎日息子さんご夫婦が来て
言葉をかけながら 訪れるお別れに怯えるように
キミさんの手を握ってます。
突然意識消失したテルさん
検査では特に異常は見られず
脱水ではと見られてます。
以前から 介護の苦痛を訴えていた娘さん
暑い日 テルさんをおいて 出かけたのでしょう。
水分もとらず 意識が朦朧として
あわてて診察に連れてきました。
でも、同居の娘さんは これ幸いに
テルさんの介護拒否いえ介護抵抗を始めたのです。
意識が少しずつ回復し、記憶を取り戻していくテルさん
自分の置かれた状況を察しながら
病室のベットにいる事に安心感を見いだしている目元に
かえって 切なさと悲しさを誘います。
そして3番目のスミさん
いつも いつも不平不満を言い並べ
子供達にも哀訴を尽かされ
病気になっても スリッパ1つ用意できない。
3人の高齢者を見ながら
今の時代の鏡を見ているようで
その鏡が もしかしたら 自分の手の中にあるかもしれないと
つい 閉じかけた手のひらを見つめ
空にかざして 未来を見ていました。
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本人、家族それぞれ、
いろいろな想いが錯綜されていますね。
それぞれの関係を見ていて
自分がそこにいたら何ができるのかなぁ
どうアプローチするのかなと
考えてました。
>岡本大輔@生活相談員(社会福祉士)兼介護支援専門員さん
いつもありがとうございます。出来る事なら、全ての人の力になれればといつも思ってしまいす。でも、求められることすらもないのが現実ですね。
家族は責められないですからね~
可哀相ですね
>花水季さん
いつもありがとうございます。ご家族の思いは当事者しか分からないのですよね。