リハビリ終了後のひと時 娘の表彰 母の応援
今日も 担当分の患者さんのリハビリを終え
少し 時間に余裕が出たので
机で本を読んでました。
そんな私の所に ハツさんが 話しかけにおいでました。
「せんせいに言うほどではないのですが
うちのお母さん(娘さんです)が 市から表彰されたんです。」
ちょっと 恥ずかしそうに、でも目元は嬉しそうに
遠慮がちに 声をかけて下さいます。
「すごいですね~。おめでとうございます」と言うと
「栄養の仕事をしていて、何を表彰されたかは分かりませんが
表彰状を 私に見せてくれました。
もう60を過ぎてるんですが ずっと料理の仕事ばかりして
『頑張って良かった』って、喜んでました。」
ハツさんの 娘さんは 60歳の定年を過ぎても
料理学校の講師として 教えてました。
時には 東京 大阪と遠方にも出向き
そんな時は ハツさん ショートスティでお留守番です。
娘が 家を空けていても 文句も言わず
黙って応援していたハツさん
この表彰状は、娘さんではなく
お母さんである ハツさん
あなたに 与えられたものですよ。
きっと 娘さんも 私と同じ思いで
ハツさんに 表彰状を見せたのでしょうね。
元気で働くだけが孝行ではないのかもしれません。
静かに 子や孫の生き方を 応援することも 孝行なんだと
ハツさんの話を聞きながら感じました。
年老いても 我が子を思う 母の愛情を 垣間見た お話でした。
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