一流介護職はここが違う その2

強度難聴の利用者さん

ついでに性格も強度頑丈(いえ 頑固でした)


言語指示がはいらず、少々やけくそ気味の方には

どうしたら こちらの意向を上手く伝える事が出来るでしょう。


それが 危険がいっぱいの入浴の時は

してほしいことやお願いしたいことがいっぱいあるから

身ぶり手ぶりのジャエスチャーで

こちらの意向を何とか伝えようとします。


でも 年齢的ギャップもあり

こちらの意向は 十分には伝わりません。

まして 脳梗塞の後遺症で 体も思うように動かせないと来たら

ついついご本人も イライラしてしまいます。

 

そんな時 スタッフが取り出したのが

秘密兵器 「言葉伝わるクン」

 

A四判の紙に 会話のワンセンテンスを書き

ラミネートし 紙芝居のように お見せしながら

こちらの お願い等を伝えます。

 

もちろん 利用者さんの返事も 

「はい」「いいえ」の紙をA4四判で用意

 

これには 私も 周りのスタッフも利用者さんも驚きです。

聞こえないから 伝わらないから 

体をうまく動かさないから と

ついつい 私達は自分目線で利用者さんをみてしまいます。


そして その心の内をくみ取る手段が見当たらないと

得て勝手な解釈をしてしまいます。

 

でも たとえその過程が 徒労に終わっても

諦めず 相手の気持ちを 受け入れようとする努力

工夫する努力


さすが カリスマと言われる所以です。



介護でお悩みの方へ

介護ママの伝えたい介護のツボは、
介護でお悩みの方のお力になりたいと考えています。

どうしたらいいか分からないなどお悩みのことがあれば、
こちらの連絡先にお気軽にご相談ください。

可能な限りお力添えさせていただきます。


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4 Responses to “一流介護職はここが違う その2”

  1. 本当にカリスマですネ(^-^)b

  2. 思いつかないことが 次から次と良く出てくる人がうらやましい

  3. 介護ママ より:

    >~海のように~蓮華のように~さん
    ありがとうございます。

  4. 介護ママ より:

    >おばちゃんさん
    ありがとうございます。

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