介護でお母さんを怒る息子さん

ほんの数年前からだと思います。

親の介護を夫婦で看るようになりだしたように感じます。


昔は「親の介護は嫁の仕事」でした。

いえ、昔というよりも ほんの数年前までは。

今は 息子さんもちゃんと中に入るようになってます。


担当者会議にも 息子さんご夫婦で参加

診察も息子さんが立ち合ったり夫婦で連れてきたり


これも親が長生きし、当事者の親も90近い事

息子も定年を過ぎ 時間に余裕が出たからでしょう。


今までお嫁さん一人で背負ってきた介護の苦しみ

嫁という立場だから 背負わなければならなかった現実

今 共同介護ができる事で

楽になって来ているはずなのに


新しい問題が出始めてきています。


息子と言う 立場ゆえ

母親は神秘で尊いものなんでしょう。

 

そんな母親が 排泄の失敗をしたり

他人の手を患わしているのをみると

いたたまれなくなり、怒りに近い衝動に駆られるようです。


もちろん その矛先は 母親です。


一生懸命だから つい熱くなってしまうのでしょう。

元のお母さんに戻ってほしいと必死に軌道修正するのでしょう。


でも どんな姿になっても

あなたのお母さんである事を

息子さん自身が 分かってほしいと 切に願う

最近の介護風景です。



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可能な限りお力添えさせていただきます。


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2 Responses to “介護でお母さんを怒る息子さん”

  1. なおママ より:

    母親が認知症や予後が芳しくない病気になると、現実を受け入れられないのだと思います。
    利用者さんの家族を見てて、感じるものがあります。
    母親が認知症になり、徐々に進行していくのをみて、受け入れられずに戸惑い、職員の対応が悪いと攻めたり、面会に来ても声をかけずに遠巻きに見てたり…圧倒的に息子さんが多いです。
    介護には協力的だけど、認知症の疾患そのものや症状に対する理解がない、もしくは乏しいケースだと、どう対応したらいいのか判らないというのが正直なところです。

  2. 介護ママ より:

    >なおママさん
    男性の特に息子が介護者の場合は、ピントがずれていると気が往々にしてありますよね。私は活動便りの中に認知症のワンポイントアドバイスを毎回つけたり、家族会を定期的に開催したりして出来るだけ役に立つ事を願って試みています。成果が出ているかは疑問ですが・・・

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