介護ママの原点
施設に行ってからも
毎日午前中は病院のリハビリ室で患者さんをみています。
でも、以前のように デイケアの利用者さんとゆっくり
お話することは出来ません。
先週の土曜日 久しぶりにミツエおばあちゃんに会いました。
おばあちゃん 私を見るなり いつものように
走ってきて 抱きつくのです。
身長は私の肩ほどですが
横幅は1.5倍ほど
抱きつかれた勢いもあって ついつい「グルジ~」と叫んでしまいました。
「せんせ~い、会いたかった~、聞いてほしい事があって
ムズムズしとった」と第1声
おばあちゃん 私の息苦しさなんて お構いなしです。
堰を切ったように 喋り出します。
大好きなお姉さんが94歳で亡くなった事
姉妹みんないなくなり 末っ子の自分ひとりになった事
夏休みも終わり ひとりで留守番している事
今まで 私が何気なく聞いていた日常の生活を
今は 話す人もなく こらえていたミツエおばあちゃん
「また来てね。また聞いてね」と言って
手を強く握り
そして 最後に
「忘れないでね」と言いながら その手を離したのです。
その手のぬくもりとやさしい目は 疲れた私の心に
静かに響き いつまでも いつまでも
私の手の中でこだま していました。
この時 あらためて 気づいたのです。
この場所が私の原点であり
この人たちが「介護ママ」を育ててくれたのだと
そして 今までここで出合った多くの方々に
あらためて深く感謝させていただきました。
介護でお悩みの方へ
介護ママの伝えたい介護のツボは、介護でお悩みの方のお力になりたいと考えています。
どうしたらいいか分からないなどお悩みのことがあれば、
こちらの連絡先にお気軽にご相談ください。
可能な限りお力添えさせていただきます。
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>まめおさん
わたしこそ、ありがとうございます。原点に返る姿勢って、大切ですよね。
>☆こいちゃん☆さん
ありがとうございます。久しぶりの再会が「グルジ~」で始まったのですよ。自分でも笑っちゃいますよね。
ママお疲れ様です(^^)
大切に思える原点があることが幸せで、帰れる場所がありさえすれば大丈夫~!
ですね(^_^ゞ
ママ、無理をなさらず頑張ってください(^^)
どうもこんばんです。また少しお久し振りになりますね。
なんだかひとつ節目を迎えられたご様子、いろいろお疲れ様です。そしてこれからもいい仕事なさってください。
やはり現場で取り組み方とか方法論って違うんですね。どんな取り組み方のルールがあっても介護ママさんの仕事の姿勢ってオンリーワンという印象ですので、介護ママさん独特の取り組み方って出来上がってきますよね
最近の記事だと「残りの人生、死ぬことだけが目的」みたいに考えておられる方がいるのが気になります。ほんとにそう受け止められてるんでしょうか?介護ママさんとのコミュニケーションなど、楽しいことがあるならまだ前向きに明日も生きてみようと思われるのではないかと勝手に期待するんですが、どうなんでしょうか?
ところで介護ママさん自身も健康面、ご自愛くださいませ