介護施設見学、職員の教育体制について
昨日見学に来られた方
「遠方に一人暮らしをしているお母様を引き取りたい」
その強い思いと責任感で
ケアマネさんと 事業所選びをされています。
いつも思うのですが
見学者の方がおいでると
自分の事業所の説明をしながら
自分自身へのフィードバックにもなるのです。
「私は まず、職員さん自身
信用のできるところにお預けしたいのです。
そのためには、教育がちゃんとできているかどうかです」
いままでたくさんご家族様が見学に来られましたが
職員の教育レベルまで問われたのは
初めてです。
私は どういえばいいか躊躇しましたが
そのままの気持ちをお話ししました。
「私がスタッフに話すのは
利用者さんは 自分の鏡だと思ってください。と
話しています。
利用者さんが不安が強くなったり
心を閉ざしたり、寂しそうだったたら
自分自身が 今この方への気持ちがそうさせているのだと。
やはり 利用者さんに対しては 関わる者にまず責任があること。
もちろんそのかかわるものの中には
ご家族やケアマネさんもいます」
答えにしては抽象的ですが
たくさんの本を並べたり
時間を割いて講演を聞くことも 大切ですが
何よりも 教科書は
目の前にいる利用者さんそのものだということを
日々伝えています。
それがうちのデイケアの職員教育であり
介護の原点であると
家族に話しながら
私の胸の中で 木霊(コダマ)していました。
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