介護職員に必須の運転技術

介護職員というと、求められるのは

介護技術 相手を理解する心 介護理論等々 があげられます。


しかし 最近 もうひとつ 私の中では 求めるものが出てきました。


特養などの入所施設では それほどではないでしょうが

通所系では 必須です。


それは・・・・運転技術です


「なんだ」と 思われるでしょうが

最近 この運転モラルで考えさせられる出来事がありました。


1カ月前に入職した 30代の若いヘルパーさん

子育てしながら シングルマザーで頑張ってます。

いつも ニコニコ笑顔なんですが 

気が利かない性格と 気配りがたりないのが 難点です。

でも これも時間の経過と共に 改善するでしょうと

気楽に考えていた 矢先


彼女の運転の荒さでクレームが勃発してきました。

そして ベテラン職員さんに同乗してもらい 

驚くべき事実が浮かんできたのです。


発進時 ボワ~んとアクセルを踏む癖

停車時 路肩にとせず 道路の真ん中に止める 無神経

とどめは バック走行が真っすぐ出来ない


就職面接では 運転技術までは確認しません。

多分 どこの施設でもそうだと思います。

本人の言葉を信じているから


とはいっても「大丈夫かな~」との不安も本心ありました。


クレーム後 確認のため同乗した職員が

その実態に愕然として

「私達は 皆さんの命をお預かりしてるのだから

そこを 自覚してほしい」と彼女に注意


戻ってからも 再三 「命を預かる仕事であること」

を話し 納得してもらったはずなのに

彼女の手足は 学習してません。


結局 彼女を送迎から 外すことになりました。


この出来事をみながら 

介護の現場に求められるのは

安全な運転とお客様を載せているというプロ意識も

加えなければいけないのかもしれないと 考え込みました。


でも これって常識ですよね。





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8 Responses to “介護職員に必須の運転技術”

  1. 鯨夢 より:

    たぶん 気配りって どこに どう 気配りするのか?
    彼女は 彼女の中では
    利用者さんに 気配りしてるんだと思います。
    やってるのに 注意される!
    ってのが 困りもので
    普通は 社会やコミュニティの中で身に付くはずの気配りが
    今では 身に付いておらず
    頭では 理解してるし
    メモ取りして勉強もしてるのに
    やはり なかなか 身に付かない人がいます
    コミュニティが小規模化し
    自分と同じ価値観の人たちと集まる環境が増え
    違う価値観や 合わない人たちとの
    コミュニティを持つ機会が減っている為だと感じてます。
    気長に 基本から(考え方や 身の振り方・こなしかた・立ち位置まで)
    顔の表情や顔の向き
    手の動かし方や 声のトーンなどなど
    説明するのも めんどくさいような
    身に付いているはずの事から
    教えていかなきゃならない
    中高年ヘルパーさんは 結構 いますよ

  2. そうですね。運転技術もそうですし、段差で揺れないような配慮など必要ですね。
    お客様は僕たちに命を任せてますので、目的地に到着する以上にその道のりも安心・安全にしたいですね。

  3. 介護ママ より:

    >鯨夢さん
    厳しい現実ですね。仕事以前の人間関係がうまく築けない人が増えてきているのですね。

  4. 介護ママ より:

    >岡本大輔@生活相談員(社会福祉士)兼介護支援専門員さん
    はい、そこまでの気配りを持ってほしいですね。

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