優しさは突然やってきます!
後輩から聞いた話です。
バスに乗っていると
一人の若い女の子が運転手さんのそばに行き話しかけました。
「あの~ 細かいお金がないんですけど」
恐る恐る 1万円札を出し
運転手さんに お釣りを聞いてみました。
200円そこそこのバスに乗るのに
1万円札しか用意しない その子も悪いのですが
呆れたのは 運転手さんの方
「ない!」と一言
彼女の顔も見ず 冷たく あしらったのです。
彼女は バス代もなく 運転手さんにも取り合ってもらえず
困り果てて 半泣き状態
その時 後ろの方から
中年の男性が早歩きで 出口まで近寄ってきました。
半泣きの女の子に
「これ 使って下さい。」と
彼女に 回数券を1枚差出し 自分は小走りに下車
照れくさかったのでしょうか。
彼女がお礼を言った時は
もうこの方の姿は 人ごみにかきけされていました。
一方 運転手さんも 怪訝な顔で前をみつめ
回数券を投入する彼女とは目を合わさず
ふてくされたように「ありがとうございます」と一言
色々な思いと 色々な出来事が重なりながら
相手を思いやる 大切さを 目の当たりにした出来事だったそうです。
「介護ママさん
小銭を用意していないという 女の子の至らなさから
人のつながりを 勉強しました。
運転手さんも そのあと、ジーと前を見て
なんか考え事しているような様子でしたよ。
思う事があったのでしゅね。」
この話しを聞きながら
小さな心がけで 多くの事を日常生活の中で学べる
そんな社会が とても嬉しく感じたお話でした。
そして 何よりも その出来事に感動し
私に話してくれている後輩を持った事に
とても幸せを感じた 出来事でした。
介護でお悩みの方へ
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>介護ママさん
あるある、こういう場面はおうおうにしてあるね。その1万円札を出したお嬢さんも急いでいたのだろうし、運転手の困ったという気持ちは分かる。「どなたか1万円を両替できる方はいませんか」と呼びかける運転手もいるし、この話のように回数券や小銭を出してくれる人もいる。
その場に私がいたら、私ならどうしたろう?
勇気がないのか、優しさが足りないのか、いつも傍観しているだけだ。だめだねえ。
いつもいつも
介護ママさんや
スタッフさんや
おじいちゃま、おばあちゃま、そのご家族やお友達のお話を聞いてると…
なぜでしょう…
涙がいつもでます。
自分の心の汚さを洗い流してくれてるのでしょうか…
そうであってほしい♪
いつも
いつもありがとうございます♪
>都南 雷太さん
その人の人柄がでるのでしょうけど、とっさのことなら、自分もどうするか分かりませんね。
>まあちゃんさん
いえいえ、あなたこそ、とても澄んだ瞳と心をお持ちです。文章をよんで涙が出てくる感性は、だれでも持っているものではありませんから。私も書き続けている甲斐があります。