夜明け前のおはぎ作り
義母の3回忌にあたり 子供達もそれそれ帰省してきました。
東京、大阪と列車や飛行機の旅は
片道3時間以上
待ってる者にとっては 玉手箱をあける直前のような
ワクワクな ひと時です
あっと言う間に お参りも終わり
今日は それぞれが 職場先に戻る日
我が家では
子供たちが 学生の頃から
帰省した時は いつもお弁当を持たせていましたが
今回は 何を持たせようかと考えてると
店先に新米の旗がなびいているのをみて
思い出しました。
そうそう この時期 亡くなった義母が
おはぎ作りを 毎年私達に 教えてくれてました。
不器用な私は 義母のように きれいな形ができず
いつのまにか 娘達の方が 上手になっていたのです。
やがて 義母は 認知症になり 歩けなくなっても
車椅子にすわりながら 慣れた手つきで
おはぎ作りの時だけ
昔の 「母」の顔に戻ってました。
だから 今日は 私が 不器用な手で作った
少しいびつな形のおはぎを 子供達に 持たせます。
もたもたしている私の 様子を
義母は きっと 見てくれているでしょう。
「あら~ あんこ つけすぎよ。
もう少し 小さいのにして」
いつもと変わらぬ 義母の声が
どこからともなく 聞こえてきた
夜明け前の 台所でした。
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一緒に行動をしたことは、忘れないですね。
子供とも、できることなら季節の行事を楽しむ余裕を持ち、将来、その季節ごとの思い出を作ってもらえたらいいなあと思います。
>hisahisaさん
はい、そうですね。娘達に受け継いでいってもらえるようにしたいですね。