姑の介護、1周忌後に見つかった最後の手紙
今日は 義母からの最後の手紙のお話をしましょう。
1周忌が終わり、義母の品物の整理をしていると
タンスから 1通の手紙が出てきました。
見覚えのある 懐かしい文字
少し震えて 文字がにじんでいます。
義母は自分の記憶が少しずつ消えていく中で
探るように 手紙を書いていったのでしょう。
小さな思い出 孫の誕生
主人が父の仕事を継いだ時の感謝など
2枚の便せんに あふれんばかりに
人生の思いをしたためてあります。
そして 最後の下りに
「さっちゃん お嫁に来てくれてありがとう。
よく辛抱してくれましたね。ありがとう」と
記されてありました。
たった2行の 短い分ですが
私は 続きが読めない位 目の前が熱くなり
はりさけそうな位 懐かしさが込み上げてきたのです。
長い長い介護生活と嫁姑の葛藤の中で
私自身 心のバランスが崩れ欠けたこともありました。
そんな中 自分を必死に持ち上げていたのは
ホントは目に見えない
義母の大きな糸だったのかもしれません。
ねじれることなく 切れることなく 私を支えていた
見えない糸
義母が亡くなった今 次は私が誰かに結びます。
同じ思いで苦しんでいる人のために
介護でお悩みの方へ
介護ママの伝えたい介護のツボは、介護でお悩みの方のお力になりたいと考えています。
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嫁姑の葛藤・認知症介護…忍耐力だけが強くなって本当の精神や体は どんどん力がなくなっていくのを実感してきました。介護ママさんと似た環境にある私です。最期の「ありがとう」が聞けるよう私も頑張ります。
>おばちゃんさん
いつもありがとうございます。私なんてまだまだです。みんなもがきながら取り組んでます。新しい仕事、ご自分にあうものと、はやく出会いたいですね。
>アーサー[少しずつ復帰します]さん
ありがとうございます。お久しぶりです。アーサーさんとの糸も大切にしたいです。
>なっちゅんさん
ありがとうございます。嫁姑の葛藤、介護の葛藤、経験しないとわかりません。でも、その経験が自分を高めるのです。きっと、いつかはいい事ありますよ。