姑の介護の始まりの場所
今日は姑が通院していた頃のお話をしましょう。
姑が亡くなって、ちょうど5年が経ちました。
介護で日々格闘していたのが、遠い昔のように思え
姑との思い出も そろそろお伽話のように、
人に話せるようになりました。
先日
久しぶりに姑が通院していた病院に用があって行きました。
小高い丘に立った 古い病院
優しい先生と親切な看護師さん
そしてあったかいソーシャルワーカーさん
当時の皆さんの笑顔と励ましの言葉が
久しぶりに訪れた私に まるで語りかけるように
ゆっくりと思い出されます。
初めて診察に行き言われた 主治医の先生の言葉
「よく 一人で頑張ってきましたね。
これからは 私が一緒に力になりますからね。
私は 家族のための治療をします。
家族が元気でないと、
お母さんにはいい介護ができません。」と
そして ここから 認知症の治療が始まりました。
と同時に介護の格闘も始まったのです。
診察が終わり 病院から出てきて見た町並み
今は 一人で見ています。
気のせいでしょう 心なしか 静かで穏やかな風景に感じます。
月日の流れと共に
いつのまにか 私自身介護の相談を受ける事が多くなり
自分の経験を元にお話できるようになりました。
きっと 私と姑の絆を強くしてくれた
魔法の杖がしまってあった場所なんだろうな~と
感傷的になってます。
姑とみた 小高い丘の上からの町並み
今は 一人で見ています。
あの頃と変わらぬ風景ですが
「お疲れさん」と言ってくれてるような
そんな 優しさを感じてやみませんでした。
介護でお悩みの方へ
介護ママの伝えたい介護のツボは、介護でお悩みの方のお力になりたいと考えています。
どうしたらいいか分からないなどお悩みのことがあれば、
こちらの連絡先にお気軽にご相談ください。
可能な限りお力添えさせていただきます。
広告
ブログを読んでいて、介護ママさんが姑さんを思う温かな心を感じました(^_^)
小高い丘の上からの町並み。
今だからこそ見える見方が出来るんでしょうね。
何か曲にしたくなるような、ドラマになるような
お話ですね。今回も考えさせられます!
きっと、姑さんとの様々な瞬間が、今の介護ママ
さんを支えてくれているんでしょうね!?
>まめおさん
こんにちわ、ありがとうございます。全てを終えて振り返れる心のゆとりかもしれませんね。
>サポリーさん
こんにちわ、そうですね、今の私を支えているのは、あの時の時間なんだと思います。