年老いても私の父です
先日 父のグループホームでバーベキュー会がありました。
私も 家族として参加
初めての事なので 興味深々でした。
その日は 風の強い日でしたが
職員さんや家族会の役員さん
みなさんとてもよくして下さり 楽しく会が始まりました。
私と主人も 慣れない手つきでのお手伝い
父は 時々 私の傍に来て 手伝おうとしますが
正直 ちょっと 邪魔だなと思いながらも
その気使いに 有り難いやら 微笑ましいやらで
可愛く年を重ねている父に ほっとしてしまいました。
そんな時 向こうの方から 同じ年配の男の人の声が聞こえてきました。
経営者で社長と言われている方
父とは年齢的には大差ないようですが
社長だけあって 頭はしっかりしているのでしょう。
認知症の父に対し
まるで 子供に話すよう 少々 からかい気味に
仕事をあてがっている口調
いくら 認知症で 周囲の状況をうまく読めなくても
私の父には変わりないのです。
大きな声で「ばかにしないで!」と叫びたかった気持ちを抑えて
「お父さん どうしたの」と声をかけ
父の手伝いをしながら やりきれない気持ちでいっぱいでした。
その時 思いました。
私は 絶対利用者さんやご家族には こんな思いはさせないでおこう。
たとえ認知症になっても
親は親 娘は娘
その尊厳を損ねることはしないでおこうと
固く 肝に銘じた出来事でした。
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>みんろんさん
いえいえ、こちらこそ、お役に立てて光栄です。
>i-yonさん
そうですね。経営者こそ、真の介護者になってほしいです。