病院の中のデイケアにいると言う事
病院の中にあるデイケアは
時には 現実が見えすぎて 辛くなることがあります。
連携がとれ、情報を素早く的確に把握できることが
メリットなんですが
時には あまりにも厳しい現実まで
早くに 受け止めなければいけないこともあります。
ケイコさんは 腸閉塞が悪化して 手術ができない状態です。
それでも 娘さんは回復を信じています。
病院の廊下で出会うと
「酸素が10から6になりました」
「声をかけると 目を開けてくれるようになりました」
小さな変化も見落とさず
全てを希望に変えて 嬉しそうに教えてくれます。
そんな 嬉しい笑顔を見ながら
現実の無情さで胸に刃が突き刺さります。
そんな 娘さんとのやりとりも 先週で終わりました。
「せんせい 私が母の手を握ると
閉じた目から涙が流れるんですよ。
看護師さんは 意識はないって言ってるのに。
私だってわかるんかね」
嬉しそうに話す その笑顔を最後に
娘さんは 病院をあとにしました。
私は 色々な事を知りながらも呑み込んで
娘さんの笑顔だけにすがった
なんとも辛い日々でした。
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私も 母を病院でなくしてますが 一つ一つが希望に続きます 現実は違うのですけどね でも誰かに すがりつきたいものです
でも、あちらの世界があるとしんじているので、お別れではないと感じます。
娘さんの愛情が伝わってきて、その思いに涙が出そうです。
介護は色々な気持ちを味わいます。
>サリーさん
ありがとうございます。母と子のきずなの強さに感動します。