私 嘘ついちゃった。
骨折をして 救急車ではこばれてきたヨシおばあちゃん
お年寄りに多い 大腿骨の骨折です。
手術は無事に成功したのですが
98歳という年齢は 家族もおばあちゃんも
回復できるなんて 思ってもいませんでした。
だから ヨシおばあさん 毎日が不安で不安でたまりません。
ご主人も亡くなり 頼りの息子も脳梗塞で介護2
何もかもが嫌になり 悲しくなり
出てくるのは 絶望と不安の涙ばかり。
そんなヨシおばあさんに 小さな光が差したのです。
若くて元気なリハビリスタッフ
笑顔でヨシおばあさんに話しかけ
小さなことでも一緒に喜び 感動し 前を向いて歩いてくれます。
やがて ヨシおばあさん
少しずつ 悲しみを喜びに変え
絶望を希望に変えていったのです。
「もう歩けない ずっと 車椅子生活かもしれない」って思っていたヨシおばあさん
今では 杖を使って チョコチョコ歩いてます。
「せんせい 私ね、もうダメだと思って
病室に 会いたい親戚の子達 みんな呼んだの。
みんなに 最後のお別れだって言ったのに
こんなに元気になっちゃった。
みんな 私のこと 嘘ついたと思ったかしら。
うふふ。
あの頃、みんな 私がこんなに元気になれるって思ってなかったからね。」
晩年に こんな 嘘は すごく 素敵です。
希望の光は 思わぬ所から差し込むのですね。
その光を しっかり受け止める
優しい両手と きれいなまなざしを
年老いても 持ち続けていきたいと
ヨシおばあさんを見ていて 思いました。
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