糖尿病介護「死んだほうがまし・・・」

糖尿病で食事制限をされているノブオさん

それに塩分制限まであって

いつも口の中は物足りず

お腹は満腹にはなってません。


入院中は栄養指導を受けて

奥さんもお話聞いたのに

退院したら 元の黙阿弥です。


夜中 家族が寝静まると そっと台所に行き

冷蔵庫の中をあさります。


昼は お鍋の中を食べ物を

むさぼるように食べつくします。


そんなご主人の姿に

奥さんは悲鳴とも言うべき怒りと

悲しさと 情けなさと 虚しさで

ノブオさんを攻めまくります。


でも そのあと 言い知れぬ後味の悪さが残り

今度は自分を責めます。


「この生活がずっと続くと 

私 お父さんと一緒に死んだほうがましや。

お父さんを先に刺して自分も・・・」


奥さん 次の言葉はありません。


ただただ 涙だけが

その苦しさを語っているようでした



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2 Responses to “糖尿病介護「死んだほうがまし・・・」”

  1. より:

    痛い程に奥様の気持ちが理解出来ます。
    でも 乗り越えるしかないんですよね。
    弱音吐いて 泣いて 罵倒してもいいから 越えるしかない。
    直面している時は考えられない瞬間もあるけど逃げるわけには行かないですから。
    と私はいつも考えます。

  2. 介護ママ より:

    >雪さん
    そうです。にげれないです。

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