素敵な後輩介護職員の育て方

皆様　ご心配おかけいたしまして　申し訳ありません。

お陰さまで　風邪もほぼ治りました。

体も軽く　動きやすくなってきました。

今日は　感動した後輩のお話をしましょう。

私の職場のデイサービスにいる　若い介護職員さん

元　保育士さんの20代前半の男性です。

小さなお子様よりも　高齢者の介護をする方選んだ彼

ヘルパーになって　デイサービスに来ました。

でも　正直なところ　介護技術はまだまだです。

気の利く方でもないし　器用な方でもない

体型も痩せてて　力持ちには程遠い男性です。

でも、彼には　最高の「長所と癖」があります。

私は　彼が相手の気持ちが分かる介護職になってほしいから

ついつい　厳しく指導します。

仕事は真剣勝負ですから、注意する時も真剣です。

でも　彼は今時の若者と少し違うのです。

決して　ひがまず　ふてくされず　

「はい」と言って　ちょっと落ち込むのですが

次に向って　立ち上がります。

今まで　数回　すっごく　怒ったのですが

必ず　立ち直り　実力をつけて　進んでいきます。

こんなに　素直な性格は　何にもまして、素晴らしい彼の財産です。

そんな彼にはもう一つ　感心する事があります。

デイサービス室に入る時、出る時　必ず一礼します。

学生の頃　コムサでバイトしていて　身に着いたとのこと。

彼は　昔から　そうやって　教えられた事　躾けられた事は

自然に　体に沁み込んで成長していたのです。

だから　社会人になっても

そのまま　水がスポンジに吸い込まれるように

教わった事が　そのまま身についていくんだと思いました。

こんな話を　大学の先生をしている友人に話すと

「それは　あなたが幸せなんですよ。

そんなに素晴らしい後輩に出会えるなんて。

中々いないですよ。」と　マジマジと言われたのです。

そうなんです。

だから　これからは

褒めて育てる方針に変えて

彼を育てていきたいです。

きっと　いい介護職員になると思いますから。