義母の家族介護、娘の葛藤

義母の家族介護、娘の葛藤

いつも お読み頂きありがとうございます。


前回のツエさんのブログ

多くの方々からコメントやご意見を頂き、ありがとうございます。


今回、私自身「ハタッ」と気がついたことがあります。


 

義母を見送り、仕事に集中できた分

気がつくと、職員目線で利用者さんやご家族を見ていました。


今回のブログ

何でも出来るツエさんの、表面や外向きの「顔」に目を奪われ

ご家族が、何に苦しみ、何に悩んでいるかを見落としていたのです。


2年前まで要支援2だったツエさん、

ご家族が区分変更を何度となくかけてきた、

真の心の叫びを、十分に受け止めていなかったのです。


そして、読者の皆さまからのご意見を読むうちに、

問題を履き違えている自分に気がつきました。


ツエさんの娘さんは

「物を買いだめして 冷蔵庫の中がいっぱいです」

「オシッコの失敗が最近あります」等々

几帳面なお母様の変化に 娘さん自身が受け入れることができず

苦しんでいたのかもしれません。


でも、これも又当然のことなんでしょうね。

なんでもできたお母様

現実を受け入れるのに

娘さん自身 時間が必要かもしれません。

私達は、それまで、まずはゆっくり待っていようと思いました。


他人には入れない 母と子の心の葛藤

私達は 両手を広げて 静かに見守ることが大切なんだと 反省しました。



介護でお悩みの方へ

介護ママの伝えたい介護のツボは、
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どうしたらいいか分からないなどお悩みのことがあれば、
こちらの連絡先にお気軽にご相談ください。

可能な限りお力添えさせていただきます。


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15 Responses to “義母の家族介護、娘の葛藤”

  1. ぺんぎん より:

    >介護ママさん
    言葉の足りない言い方をしましたのに、わかっていただいてありがとうございます。
    >都南 雷太さん
    私がお返事するのは僭越ですが、体験談を。
    介護度はご本人の状態で決まると言うより、どのくらいの介護が必要かで決まるので、自立できる人は低くなります。
    介護度が高くなることは、ご本人が重篤になることではないので、そのへんの理解がむずかしいと思います。
    うちの場合は母は歩けませんので介護3です。
    父は歩行が困難な程度なので、要支援1でしたが、実際、日中は89歳の父が85歳の起立を助けているので、たいへんな負担でした。
    そこでケアマネージャーにも付き添ってもらって、状況の説明を詳しくしてやっと要支援2に引き上げてもらい、2人を含めた形での介護サービスの体制をとりました。
    疑問がある時はきちんと要望を伝えて、よりよい体制をめざすことは大事なことだと思います。
    私たちはけっして安い介護保険料を払っているわけではありません。
    無駄に使うことはいけませんが、きちんとした体制を利用者が作っていくことは大事なことだと思っています。
    ケアマネージャーによっては面倒がってやらない人もいます。
    (うちが長いこと、そうでした。)
    市の包括センターの方から提案がありケアマネージャーを変えてもらった結果、今までのサージスの受け方が間違っていたことがわかりました。
    私は仕事ももっているし、介護との両立でタイヘンではありますが、イヤだと思ってはいません。
    むしろ、いろいろな体験もし、こういう生活になったことを母に感謝もしています。
    年をとって、衰えること、周りが認知できなくなることは、年齢を重ねた両親の権利でもあると思っています。
    そこまで頑張って人間として生きてきたのですから、生物として自然に生きることの権利を取り戻すことはいけないことではないと思います。
    ただ、社会生活の中で不都合、不便があるのを子供や社会が介護という形でサポートしているんだと考えています。
    もちろん、感情的に壊れることはしばしばありますが、それも「受け入れて生きていていいと思っています。
    長々、書いてごめんあさい。

  2. メイ☆ より:

    介護ママさん この度のブログでは 介護について する側や見守る側…多くの方々のお話が聞けて良かったです。
    介護度については 私は要介護2が1になっても喜べない方です。
    リハビリなどをして 良くなられる場合はいいですが、お義母さんの場合状況は変わらず うけられるサービスだけが減る場合のほうが多い気がするからです。
    それに娘さんからの手助けも一切ありませんし…
    仕事をしていると 毎日ディかショートにお願いしないと駄目で 在宅で頑張ってるのに 老健に1ヶ月看て頂いている2倍以上の金額がかかる事も現状です。
    長々と書いてすみませんでした。

  3. fumiemon より:

    今年もよろしくお願いします。
    介護が必要な方の家族はその家庭によって、
    環境は様々かと思いますが、
    介護のプロの方からみれば「なんて冷たい家族なんだ」と思われる事も、
    家族ゆえの葛藤からきていると私は考えます。
    「まさか我が家に限って」と思っていたのに突然介護が降りかかってきた介護。
    自分を産み、育て、導いてきてくれた親が
    壊れていくのを見続ける毎日。
    被害妄想から理不尽に責められたり、罵られたりしつつ、介護疲れから自分も体を壊してしまう・・・
    時に手をあげたくなるほどにイライラするんです。
    そして、私の場合はまだ独身。仕事もしたいしいつか結婚して孫の顔を両親に見せたい。
    でも介護とは無縁の独身の方のように何も考えず家から出る事が出来ない。
    親にやさしくしたいけれど
    そんな現実が重く背中にのしかかっているのです。
    それゆえに少しでも介護サービスをたくさん受けられるよう介護度を少しでも上げたい。
    治る病気でないのならなおさらです。
    なんだか何を書きたいのか分からなくなってしまいましたが、一介護者の意見としてコメントさせていただきました。
    長々とすみませんでした。

  4. 家族の気持ちを、受け止めていただいて、ありがとうございます。いつも、素敵なブログだと思い読ませていただいていましたが、前回の娘さんのお話は、うん、うん、とうなずくことができませんでした。娘さんが、介護を始めて、悩み戸惑っていた頃の、私の様に思えて…。本当にサポートが必要なのは、娘さんの方ではないかと…。
    介護施設の方は、利用者さんの事だけでも大変なのに、家族の心のケア―までは、望んでも無理かもしれません。でも、介護職の方は、家族にとって頼みの綱です。私は、良いケアマネさんに出会い救われました。ツエさんの娘さんも、良き理解者を得て、心の余裕を取り戻し、お母さまに優しく接することができるようになるといいですね。

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