車椅子のおばあちゃんのリハビリ
おはようございます。
今日は とても頑張り屋さんのおばあちゃんのお話をしましょう。
キミさんは94歳
とても 頑張り屋さんです。
両膝の手術をして 右股関節の手術をして
重くて 辛い自分の足ですが
いつも頑張って歩行練習して下さいます。
でも 季節の変わり目に 体調を壊して
お熱をだして 1週間寝込んだら
自慢の足が 動かなくなってしまいました。
久しぶりに リハビリにお出でた時は車椅子
「せんせい こんなになってもた。
歩けるようになるやろか」と心配そうに聞いて来る様子に
「大丈夫、大丈夫」と威勢をつけたものの
私自身少々 自信はありませんでした。
でも、そんな 不安は ひと時でした。
キミさん シルバーカーにつかまり
手すりにつかまり 必死で頑張ってます。
「よっこいしょ どっこいしょ」
キミさんの 掛け声です。
「負けてなるものか よっこいしょ どっこいしょ」
いつも思うのです。
戦争を通りこしてきた女性は
なんて強いんでしょう、と。
キミさんのこの掛け声
リハビリ室に響きわたり 私の胸にも響いています。
どんなに辛くても 不安でも
こうやって 人生をくぐりぬけてきたんだな~と
小さな体からでる大きなエネルギーに
深く 深く 感動した日々でした。
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タグ:リハビリ
>しのっちさん
こちらこそ、いつもありがとうございます。ホントに私達はいつまでも教わることばかりですね。
>Sol de Mexicoさん
ありがとうございます。どっこいしょは、単なる掛け声ではなかったのですね。こんなに深い意味があるとは、だから力が湧いてくるのですね。
>介護ママさん
そうですよね。私の母も87歳になるが、鍼灸治療院でも評判がいい。ほとんど動かせなかった足が、松葉杖をついて歩くようになったからだ。
先生は「皆さん見て!これが大正生まれ女の意地だよ」という。
確かに四六時中、熱心に歩行練習しているんだよ。
大正生まれは粘り強い気性らしいですよ。
>都南 雷太さん
はい!大正生まれは根性ありますね。学ばなければいけないところが沢山あると、いつも思います。ありがとうございます。