頸椎症で車椅子生活になったけど

頸椎症で車椅子生活に。でも要支援2

いつもお読み頂きありがとうございます。


今日は、前回のツエさんとは反対の方のお話をしましょう。


キョウコさんは、まだ70代

デイケアではお若い方です。

50代の時、洗濯場から転落 頸椎症になり

それから 車椅子生活が始まりました。

不自由なのは 足だけではありません。

手も指も十分には使えないのです。


ただ肩の力は多少残っていて

車椅子の乗り移りや食事は

ご自分で工夫しながら 介助がいりません。

排泄も一人でできています。


決して万全とはいえない日々の生活

それでも、キョウコさんは

自分で出来る事、出来ない事を ちゃんと心得

出来ることは、時間がかかっても自分で挑戦します。


でも、出来ないことは「スミマセン、お願いできますか」と

素直に、人に力を借りるのです。

そんな 自然な生き方、私は大好きです。


実はキョウコさん 車椅子生活ですが、要支援2なんです。

お風呂はデイケアでのリフト浴、更衣や食事はセッティングが必要

外出はお一人では無理なのに・・・


初めは私達も、納得がいかず、ケアマネに何度と交渉しました

でも、ご家族が要支援に満足しているのです。

「母は不自由な体で頑張ってるんです。

一人で出来るんです。」と


「スミマセン、お願い出来ますか」で始まる人の手は

介護や介助ではなく、協力なのかもしれません。

出来ない事を 家族がマイナスととらえず 個性として母を見ている

その娘さんに、私は敬意を払いたいと思います。


きっとここにも又 私達の知らない 娘にしか分からない

自律した母の顔があるのかもしれない と思いました。



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14 Responses to “頸椎症で車椅子生活になったけど”

  1. さち より:

    こういう親子関係ってめずらしいですね。
    私は病院にいるせいか、「やってもらって当たり前」 という家族そして患者様をいっぱい見てきました。
    残存機能の活用・・・うちの病院ではないです。
    出来ることをしていただくと「何にもしてくれへん。無理やりさせる・・・」などなど
    くやしいです。
    これは介護とはいえませんね
    病院では仕方がないのでしょうか?

  2. 介護ママ より:

    >さちさん
    いつもありがとうございます。病院は、しておらって当たり前という患者側の期待があるかもしれませんね。キョウコさん親子は、私の経験の中でも、数少ないタイプです。

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