高齢者に 使っていい言葉 悪い言葉

以前のブログでお話した

広報誌に載せている 私の原稿

ご希望がありましたので 恥ずかしながら アップします。


「高齢者に 使っていい言葉 悪い言葉」


1 コミュニケーション手段

普段私達が何気なく使っている「言葉」、

意識しなくても、相手に合わせてその使い方を変えています。

それは、できるだけ自分の思いが伝わるように、

相手を傷つけないようにと、

円滑な人間関係を築く一つの手段だからです。

しかし、これが高齢者であったり、認知症であると分かった時、

同じ思いで「言葉」を使うでしょうか。

たとえ自分の親でも、どうしても上目線になったり、

時には傷つけてしまう事もあります。

そこで、今回は高齢者特に認知症高齢者の言葉の使い方について

お話していきましょう。


2 「ありがとう」は魔法の言葉

今さら言うまでもありませんが、「ありがとう」は私達の心を癒すと共に、

周囲の人をも和ましてくれる、魔法の言葉です。

さらに「ありがとう」の前に「どうも」を付けてみて下さい。

認知症の方は自分に自信がなく、

自分の存在で迷惑をかけていないか、

毎日不安でたまりません。

そんな時「どうも ありがとう」と言われると、

言いようのない安心感を感じます。

そして、今まで興奮していたり、攻撃的であった方も、

我にかえるように落ち着かれる事があります。


3 もう一つの魔法

「どうも ありがとう」には、もうひとつの大きな秘密が隠されています。

それは、その言葉を口にする側、

つまり「ありがとう」を言う人にも笑顔をもたらす事です。

口ずさむ事で、自然と笑みがこぼれてしまう魔法の言葉

「どうも ありがとう」。

ぜひ皆さんも、ご家庭で大いに活用してみてください。


次回は、「言ってはいけない言葉」のお話をしましょう。


これは8月号の記事です。

次回は、今週出した9月号の記事を アップします。



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4 Responses to “高齢者に 使っていい言葉 悪い言葉”

  1. しのっち より:

    ほんとうにそう思います
    言葉には、不思議な力がありますよね
    相手にも自分にも、その影響がでる。
    だったら、嬉しい言葉を!!
    最近、グチ・文句が多いので、気をつけたいと思います
    気付かせていただきました
    ほんとにありがとうございます
    記事で、紹介させていただいてもいいですか?

  2. アーサー より:

    「どうもありがとう」
    気付いたら母に対してこの言葉を使う事、ほとんどありません。
    これからは意識して使っていきます。
    気付かせてくれてありがとうございます。
    次の記事も楽しみにしてます。
    (^-^)b

  3. 介護ママ より:

    >しのっちさん
    こちらこそありがとうございます。つたない文章ですが、お役にたてれれば光栄です。

  4. 介護ママ より:

    >アーサーさん
    いつも、ジンとくるコメントありがとうございます

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