かっての母親達へ

こんばんわ

地震と津波の天災と原発で
日本中が不安でいっぱいです。

地震の後　停電と食べ物が確保できない上に　たび重なる余震で
日曜日　息子が地元に帰ってきました。

こちらに向かう列車の中から　メールが届きました。

「昼、寿司が食べたい」

余震と暗がりの中　十分な食事はもちろん
冷えた体は　身にしみたようです。

お腹一杯　ご飯を食べさせようと
回転ずしに連れて行くと
みるみるうちに　お皿の山が出来上がりました。

色々な不安がある中
社会に預けた我が子
向ってくる　恐怖や不安に怯えることなく
進んでいってもらう事を信じて　息子の後ろ姿に手を合わせました。

先人たちの　多くの母親が
もっと　もっと　辛い思いをして
我が子を送り出した思いと比べると
私は　なんと「よわ事」を言っているのでしょう。

そんな事を思いながら　職場に行き
目にした、施設にいる「かっての母親達」

戦後の日本の復興を支えてくれた　深い母の愛に
敬意を払うと同時に　強さを感じました。