亡き義父に言われた言葉

昔 亡き義父に言われた言葉は 今の私の羅針盤になってます。


義父は軍人さんで 大変厳しくかつ優しい方でした。

その父に言われた言葉です。

「家庭の事が出来ない人間(女性)は 仕事もできん。

『家の事』がちゃんとできてこそ 仕事ができる。」と


男尊女卑 まっただ中の教育を受け

戦争で 「男は仕事 女は家庭」と植えつけられた世代の義父


もちろん 義母も掃除、料理、子育てと つつがなくこなしてました。


そんな 義父が放った言葉は

当時 仕事をまだ完全復帰していなかった私への戒めでもありました。


「やだな~ 古い考えで。私が仕事するの 反対なんだな~」

と苛立ちさえ感じていたのですが


今 この年になって やっと義父の思いがわかってきました。


実は義父が言いたかったのは「順番を間違えるな」

と言うことだったのです。


人は たくさんの 仕事のなかで 同時に、完璧にこなすことは不可能です。

でも 順番を見極め 

しっかり手を懸けるところを見極める『審美眼』を持つ事

見失わない事への 教訓だったのです。


それを 分かりやすく「家庭と仕事」に置き換えて

未熟な 若い嫁に 教えたのだと思います。


今 いくつもの仕事をかかえ

自分の立場 自分の出来る事を 見失なわないように 努力できるのは

あの時の 義父の言葉が 

教訓として見についているのかもしれないと思います。

もし 家庭と仕事の狭間で苦しんでいるお母様がおいでたら

ご自分にとって 一番大切なものは何かを 考えて見て下さい。

また 複数の課題で答えが出ない時は

自分に求められている物は何かを考えて見て下さい。

新しい道が見えてくると思いますよ。



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4 Responses to “亡き義父に言われた言葉”

  1. しのっち より:

    そうですね。納得です
    昔の人の言うことは、本当に勉強になります
    ありがとうございます
    これからの若者に、伝えていきたいですね

  2. 何気なく読んでいましたが、
    いちばんひっかかるキーワードですね。
    男性は仕事だけではなく、家庭のことにも
    もっと着手すべきですね。
    改めて実感を持ちました(^^;
    ありがとうございます。

  3. 介護ママ より:

    >しのっちさん
    いつもありがとうございます。先人の知恵の深さを感じますね。私達はそれを次の世代に伝えなければならないのですね。

  4. 介護ママ より:

    >ならの法則 理学療法士さん
    家庭と仕事、その双方を順番を間違えないようにしながら、男女共に励みたいですね。

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