利用者さんは はなまるが大好きです

私は　頭の体操で時々利用者さんに　プリントをして頂きます。

目が見にくい方　文章が理解できない方

漢字の読めない方など　いろいろです。

中には　いかにも簡単そうにすらすら書きならべる方もおいでます。

でも　不思議なもので

こちらから言わなくても

分かる方は　わからない方に教えたり

代わりに答えを書いてあげたりと

手伝ってます。

私は　それでもいいと思うのです。

子供のテストならともかく

高齢者の方が　「できな～い」「むずかし～」と叫びながら

隣の人のプリントを覗いたり教えたりする事で

コミュニケーションや交流ができるのですから。

そして　最後に必ず大きなハナマルを赤で付けて差し上げます。

このハナマルをつけてほしくて

皆さんプリントをもって順番つかれます。

「わたしも　○つけて～」と

もちろん　○をつけた時の喜びようは

言葉にならない位です。

どの人も　この人も

「カンニングしたのに　○もらった～」とまた　大きな声で照れてます。

そんな　私も　○付けするのが楽しくて

みなさんのお席を回ります。

たわいもない出来事ですが

こんなたわいもない事で　笑ったり喜んだりできるのなら

ずっとずっと　していきたいと　思う　今日この頃です。