認定調査でわかった認々介護のご夫婦
先日 近隣の市役所から思いもよらぬ電話がありました。
「○○さんの日常の事をお聞かせ頂きたいのですが」とのこと
私がたまたま不在の時にスタッフが請けた電話
「ほんとに 役所でしょうか。
個人情報を話してもいいのかわからなかったので
後からかけなおしますと言って切りました。
せんせい かけなおしてください。」とのこと
伝言を受けた私も 少々半信半疑で電話の先にかけなおしました。
「先ほどは 留守にしていまして申し訳ありません。
○○さんのことでしょうか。何かあったのでしょうか」と私から聞き返したところ
思わぬ答えが返ってきました。
相手は 間違いなく市役所の方
「はい、実は先日○○さんの介護の区分変更で認定調査に伺ったのですが
ご本人はもとより、お話を本来お聞きしたい奥様も
なんだか ちょっと 話の的がつかめませんで、
こちらにお電話したのです。」と
退院後 リハビリを継続して行うために
うちのデイケアをご利用になり始めたケンジおじいさん
そいえば 奥様も なんとなく
「あやしいな~」とは思ってましたが
日常生活には特に問題はないと思ってました。
しかし 認定調査のような 突っ込んだ話になると
やはり やり取りができないようです。
でも 他に身寄りがないとのことで
役所も困り果てて うちのデイケアに電話してきたのです。
こんなご夫婦 きっと他にもたくさんあるでしょうね。
老々介護ならぬ 認々介護
行政もどこまで介入していいか
そのラインすら決める事が出来ないご夫婦
軽い認知症の方が 中度認知症の方の介護をされている現実
来年度には介護保険の改定がされるのですが
形だけの箱ものにならないように
指先から漏れる高齢者がでないように
強く強く願ってます。
もちろん 私達も出来る限り協力したいです。
ケンジさんのような ご夫婦が安心して生活できるためにも・・・
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奥さんも とのこと それのほうがいいかも しんどい思いが 心に使わったかも 家族の人は大変だけど 本人にすると いやなことが理解せずに良いかもね ごめんなさい勝手なことばかりで
めちゃわかるだす。
ご老人夫婦を見る機会がいっぱいあるだす
ハラハラして身につまされるだす
どうやったら、老夫婦のそういうチェックが
できるだすか、又、そういう場合
どのようにしていけばいいんだすか?
>おばちゃんさん
認知症の人が介護している事を周囲に発信できた事は違う一面よかたのかもしれませんね。
>しじみちゃんさん
認知症夫婦の関わりは、まず相手の方たちと自分の距離を狭めることから私は努めています。私は仕事ですから、些細なことでも「この人に話せば」という気持ちをお持ち頂けるようにしたいとこことがげています。そこからスタートです。