母には100歳まで生きてほしい

通所リハビリの知名度を上げようと

微力ながら奔走し

つたない講座も引き受けて

営業して、家族の話聞いて

少々職場を置き去りにしていたのに

スタッフは私の信念からそれることなく

その思いに沿ったケアとポリシーを持ち続けてくれました。

そんな中　昨日いらした新規の利用者さん

96歳という高齢でありながらも

ご家族は「リハビリをして元気でいてほしい」と熱望

常識からみると

「なんて無茶な」とか

「もういいのに」なんて思いますが

いえいえ　息子さんには　不動の思いがあるのです。

「母には100歳まで生きていてほしいのです。」

100歳というむこうに　何があるか　私にはわかりません。

そのおばあさんは言います。

「息子達（ふたりとも同じ思いです）は

私が苦労をしているのを知ってるから

いつもいつも100まで居てくれって、いいますのよ」と

きっとおばあさんの命を100歳までつなげる事が

早くに亡くした父親への親孝行であり、

苦労をかけた母親への恩返しかもしれません。

とにかく　私もその親孝行に同乗する事となりました。

忙しい毎日の中で出会った　素晴らしい家族

そして　その忙しさに拍車をかけることとなるかもしれません。

でも、この忙しさこそが、私の誇りなんです。

なにはともあれ　おばあさんと息子さんご夫婦との出会いに

乾杯！！