認知症サポーター講座にて、高齢者の見た認知症

昨日行った「認知症サポーター講座」

対象はとある町内の老人会のみなさん

参加者は60代から80代


皆さん とても熱心に聞いて下さいます。

そんな中 気になる一人のおじいさんがいました。

 

見た目の年齢は80後半

畳の部屋ですが

用意された椅子に座り、熱心に聞いてます。

余りに夢中で聞き過ぎて 疲れたのでしょう。

 

11時頃から少々眠たくなって来たようです。

いつもの午前のお昼寝の時間なんでしょうか。


でも そのおじいさん

必死に睡魔と闘ってるのです。

 

閉じかけた瞼を降りしきるように 強く首を振ったり

瞼をギュッと見開いたり


いじらしい位頑張って目を開けようとしています。


ホントは 自分も認知症かもって 心配してるのかもしれません。


だから なおのこと 必死で聞いてました。


きっと 話しのどこかに 

自分が認知症じゃない事の証明が欲しかったのかもしれません。

 

「わしは まだ大丈夫だ」と思える自信

 

そんな いじらしいおじいさん

話しの途中で 私と目が合うと

大きくうなずき、語りかけるような そのまなざしに


言い知れぬ 安心感を感じたのは何故でしょうか。



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