生き残れる介護施設

遠く離れた千葉県からの電話

「『介護ママ』(本当は実名です)さんですか。私、△△です」
私は一瞬 考え込んだのですが、すぐにピンときました。
電話の主は お盆で帰省した時に、見学に来られた男性です。

 

「お久しぶりです。」と親しげに 私が応えると
「あ~ 覚えてくれていたのですね」と
ほっとしたような声が返ってきました。

「実は 父を あなたの所に行かせたいのですが、
私は どのようにアクションを起こせばいいですか。」

 

あまりにも 唐突で光栄な質問です。
日本の真反対にいる デイケアを選んで下さるなんて・・・

 

以前 何度かブログでお話してますが
私のいるデイケアは、とても小さくて古く
設備も十分とは言えない環境です。

 

そんな中
離れて暮らす親を預けたいと言ってもらえるなんて
この上ない喜びであり
今までしてきたことへの自信にもつながります。

 

介護施設とは 見せかけや設備ではない
まして知識や技術にとらわれてもダメ

どうすれば お客様から選ばれるか

言葉ではうまく 表わせられませんが
私は「信用」だと思います。

 

いいサービスや設備の充実を図ることも大切です。

 

ただ、それは恵まれた環境の施設だけです。
ほとんどの施設は限られた条件で運営しています。

 

そんな中 全ての施設に平等に与えられた条件は
人として「信用」を築くチャンスだと思います。

 

つまり、これからいかに生き残られるかは
「どうしたら信用が築かれるか」
その術を考え努力していくことこそが
質の向上につながるような気がします。

 

私はマネージメントの専門家でもありません。
経営コンサルタントでもありません。

 

ただ まっすぐに 真面目にお客様と向き合う事ででた
つたない経験と勘で、そう思いました。



介護でお悩みの方へ

介護ママの伝えたい介護のツボは、
介護でお悩みの方のお力になりたいと考えています。

どうしたらいいか分からないなどお悩みのことがあれば、
こちらの連絡先にお気軽にご相談ください。

可能な限りお力添えさせていただきます。


広告

4 Responses to “生き残れる介護施設”

  1. 介護の世界も 同じですね 裏で作業をしてるとたくさんのヘルパーさんがいてるとこは 代表者の 気持ちが伝わっていない 代表の最初の志が と 最近思います これも歳ですかね

  2. 介護ママ より:

    >おばちゃんさん
    伝わらないのは、どこも同じなんです。あきらめずに進むしかないですね。

  3. ピロリ より:

    私も信用って大事だな~っておもいます(-^□^-)
    うちの施設でも介護ママさんのように
    利用者さんに真摯に向きあえる職員がたくさんいる
    と良いのですが・・・・(><;)

  4. 介護ママ より:

    >ピロリさん
    ちょっと恥ずかしいけど、嬉しいです。ありがとうございます。

コメントを残す

広告
サブコンテンツ

このページの先頭へ