親の介護放棄をする、開き直っている情けない家族
今日は 私の ブチ切れ寸前のお話をしましょう。
トミおばあちゃんは ご主人を10年前に亡くされ
それからは 一人で頑張って生活してきました。
それでもやがて90歳
耳も遠く 足腰も悪く 時々トイレも失敗します。
でも トミおばあちゃん とても明るく
合わない入れ歯をカチカチならしながら
お話される様子は
周囲をいつも 笑いの渦に巻き込むほどです。
トミおばあちゃんには2人の娘さんがいます。
長女は遠方のため 介護にはノータッチ
次女は市内ですが
おばあちゃんの お世話をする気はサラサラありません。
いくらお元気とはいえ
来る年月には 勝てません。
膝の手術もしており 歩行はフラフラです。
そのため 自宅で何度も転倒 とうとう骨折したのです。
それでも デイケアに来て リハビリ頑張って
シルバーカーで安全に歩けるようになったのですが
室内は やっぱり 不安定なつかまり歩き
それも 机やドアノブ 壁 と危ないものに摑まります。
そんな 物騒な日々を過ごしていた矢先
ケアマネから 担当者会議をするとの連絡を受け
「是非、自宅に手すりを提案しよう！」と
思い立ちました。
私は勤務の都合で出席できず
変わりにデイケアの看護師さんが参加
その旨を伝えてもらったのです。
しかし しかし 娘さんから返ってきた言葉は
あまりにも仰天驚愕の内容でした。
代わりに参加した看護師さんも
私に報告するには耐えかねた様子
「実は～ 娘さん、とんでもないこと言われたのです。
先生から 言付かったように
『せっかく ここまで歩けるようになったから
安全のために 自宅に手すりをつけては』と提案したら
『いいんです。ここは貸家だから、
それに いずれ施設に入れるから
今はお金掛けられません』って言われました。」と
「は～ん！！何それ！実の娘の言う事？」
怒る矛先を間違えたように
せっかく 代わりに行ってくれた看護師さんに
声を荒げてしまいました。
「だから トミおばあちゃんは 手すりつけないんです」と
看護師さん あきれたような 申し訳なさそうな様子です。
「いえいえ、あなたのせいじゃないのです。ゴメンナサイ」
それからも トミおばあちゃん
頑張って 一人で生活しています。
時々 顔や腕に打撲の痕がありますけど。
娘さん 施設を「昔の姨捨山」と勘違いしてるのでしょうか。
今は全然違うのですよ。
介護の専門家が、高齢者に合ったケアを
精一杯 頑張ってしてるのですよ。
こんな家族がいるから
介護現場の苦労が 泡になる事があるのでしょうか。
私達の頑張っている様子を少しは しっかり見てほしいです！
こんな 情けない娘さんと 明るいおばあちゃんの
とても ねじれた親子に 返す言葉もありませんでした。
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ひどい娘さんですね(ﾉ_･｡)
でも私はふと思いました。
その娘さん達は
自分の親があまりにも老いてしまって介護が必要になってしまった事がショックでを受け入れられないのではないかと。
私が認知症の母を本格的に介護するようになってかれこれ5年程ですが、
当初母がおかしくなり始めて認知症と診断された時、
私は母を受け入れる事ができませんでした。
おかしくなった母を見るのも話をするのも嫌でした。
5年前にグループホームに入居させるよう
母に内緒で手続きをすすめていたのですが、
当時の私は
「どーぞ、どーぞ。私の視界から見えない所へどこへでも遠くへ連れていっちゃってください」
そんな心境でした。
当時の心境だったら私もその娘さんと同じような事を言っていたかもしれません。
母の姿を見たくないあまりに
母が徘徊でいなくなるとせいせいしていた私でした。
日々繰り返す母の暴言や徘徊に殺意を覚える事もありました。
振り上げた拳を母の頭の5ミリ手前の寸でのところで我に返って踏みとどまったり・・・。
階段に昇る時母より上の段に立つのが怖い時もありました。突き落としてしまいそうだったから・・・。
年々認知症が進行していって、
嫌でも母と向き合わなければいけない状況になり、介護をしながら勇気を出して母と母の病状に向き合いました。
5年かけて母と向き合い私の中のマイナスの感情と闘いながら、何とか今は現状を受け入れ母の事を受け入れられるようになってきました。
今では母は私が視界からいなくなると私の名前を連呼し、側に行くと私に抱きついてきます（‐＾▽＾‐）
父よりも兄よりも私といる時のほうがたくさん笑顔を見せてくれます(-^□^-)
もしその娘さんが当時の私と同じ心境だったならば、
きっとその娘さんが本当にお母様と向き合う事ができるのはもう少し先ではないかと思います。
そうなる事を願うばかりです。
長々とコメントしてしまい申し訳ありません。
自分の親をそのような意識でしか見ていないのですね。何と悲しい事か。
そして深い悲しみとともに心から怒りを覚えます。
一体親を何だと考えているのか。
このような考えでは蒙畜生以下ですね。
動物でさえもっと親子の愛情がありますよ。
それにしても、どなたかがコメントしていましたが、このような最低の行為はやがて自分に跳ね返ってくるという事です。
悲しいのは当の本人が同じ親の年齢にならなければ
恐らく自分の行なった行為が理解できないという事です。
介護ママさんのような方達が介護に携わっていただけなけれ恐らくこの世は闇でしょうね。
介護される方達はママさんたちを実の子供以上に愛おしく感じている事でしょうね。
ですので他人とはいえ、ママさん達に介護される事で
実の子供達から得られなかった愛情を強く感じながら
心から感謝のお気持ちで毎日を過ごしていると思い
ます。まさにママさんたちは介護の天使です。
僕はそう思っています。
娘さんたち…自分が年老いて、我が子から同じような言葉を聞く日が来るかもしれませんね(>_<) 家族の縁も濃い薄いがあって、みんなが親想いとは限らないから 一人ぼっちの老人は周りの見守りが必要なんですよね。おばあちゃん…大ケガしませんように…
介護に対し前向きに頑張っている家族がいる一方で、今でも「いったん施設に入れてしまったら、あとは丸投げ」みたいな家族がいる事もまた現実かと思います。
お嫁さんならまだしも、娘さんとなると、親子の間に埋めがたい溝や、過去に娘さんが受けたかもしれない事への恨みつらみがあるようにさえ思います。
私も似たような思いをしているので、その娘さんの気持ちも少しは判るような気がします。
嫁って「所詮は他人」と割り切れる部分がありますが、娘はそうはいかない事がありますし・・。
実際、私の職場にも、いったん預けたらほとんど面会に来ない家族もいますし・・・。５カ月勤務してて、まだ１度しか家族の方を見た事がない利用者さんもいます。その一方で、ほぼ毎日のように家族が面会に来ている方もいます。
介護の現場にいると、利用者さんに対する家族の想いって、千差万別だなぁと思う機会が多いですよね。