季刊誌に書くコラム

事業所の新聞にのせるコラムを書いてます。

月1回の発行ですが、皆さんが待っていると思うと

自然と力が入ります。

祖の力の入り方が、当初とは少しづつ変化しています。

発行当初は、自分が医療従事者であることが仇になり、

専門的なこと。医学的なことを書こうと、

肩に力が入りすぎてました。

もちろん、書きあがった記事は「自己満足」で

陶酔していたのです。

しかし、ある日、若い介護職に言われました。

「先生のコラム、難しい。私が勉強不足なんですね」と。

その時、気が付きました。

このコラムは誰のために書いているのかと。

医学の知識のない家族、利用者さん、現場の介護職のみなさんであると。

だから、医学用語を使うのをやめました。

物語的に、語るように書き始めました。

すると、予想以上に好評になり、

ケアマネさんからも「毎回楽しみです」と言われるようになりました。

何よりも嬉しいのは、利用者さんからの一言です。

「先生、毎月、私達のためにいかいてくださってるんですね」と。

誰のために書く文章か。その原点をおすえてくれた一言。

介護とは、全てがありのままでいかなければならないのだと、

骨まで響いた出来事でした。

 



介護でお悩みの方へ

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